本の感想・レビュー
正欲

正欲の感想・レビュー

朝井 リョウ

新潮社

ISBN: 9784101269337

読者の感想・読書記録

ブックミーに投稿された公開の読書記録です。感想はそれぞれの読者の意見です。

こうたろうさん

「例えば、街を歩くとします。」 この一文から始まる冒頭の一節は、これから先何度も読み返したくなる‎だろうな。 キルケゴールの実存主義を引き合いに出して語ると怒られるのかもしれないが、きっとこの文章に詰まった感性がキルケゴールのあの難しい考え方を易しく料理してくれる気がする。 半端ねぇ〜 マジでどうやったらこんな文章書けるんだ、、

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まよ実さん

「正しい性」とは何か。 いくら問いかけても本当の答えなんて見つからないのかもしれない。 多様性が受け入れられる時代になったとしてもまだまだ氷山の一角で、きっとさまざまな人がいると思う。 この本読んだら特殊性癖の人への見方が変わった気がする。 『読む前の自分には戻れない』ってそういうことだと思う。

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りなさん

この本の見出しにあった通り、読む前の自分にはもう戻れない気持ちになりました。 今まで自分が想像もしえなかった特殊性癖を持つ人々の話を見て、世の中には恋愛だけが全てじゃないんだなということも知りました。

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颯さん

この本を読んだら生きづらくなる 読了するとたった2文字の題名にどれだけの意味が込められてるか気づく 性のテーマだけど、それを理解しようとする側に傲慢さが滲み出てるとこを指摘した文に思わず折り目つけた。 心の化粧を落としてぶつかり合うクライマックスに読む手が止まらなくなると思う

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HONNOSHIORIさん

この間、彼氏と別れた。 その元彼の同僚に小児性愛者がいて何度かその人の話をしていたのを思い出した。 辛いよなーとか、行動に移したら犯罪だよなあとか。孤独とか。 私は性犯罪の話になった時は、中学生の時に知らない人に服を脱がされたり、今までに電車で痴漢?のようなものにあったことを思い出して被害者目線で考えてしまう。 正直、性犯罪の話も苦手。 だからその話になった時は、「辛いかもしれんけど、同意がないなら小児とか関係なくあかんやん」 と跳ね除けたけど、どう返すのが話合いになれたかな。 もしかしたら、その片影でもあったのかも、とか性についての話で噛み合わないと思うこともあったな、とか考えながら読んでいた。 コミュニケーションって難しいな。 元気にしてるだろうな。 私とは合わなかったようだけど、あなたに合う人が隣にいることを願っています。

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いつだってさん

つらぬ

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miyuさん

世の中にはいろいろな人がいる。自分の生きている世界の狭さを感じ、固定概念を捨て、多様性を受け入れられる人でありたいと思った。

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かなへいさん

人の趣味はぱっと見では分からないし、その人の趣味を否定する権利はないけど、法に触れてはダメだよね

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miさん

伏線回収が調度よくてきもちい! 「性的」という認識の難しさについて考えさせられた

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ひなてぃわさん

価値観なんてみんな違うからそれについてわたしは語り合いたい。

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げぞーさん

多様性、多様性と飽きるほど聞くが、社会的に許されるものと許されないものがあるよね。性的嗜好は自分の意思で変えられないのに。

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本香さん

多様性とは何かを考えさせられる作品だった。

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本屋さんさん

多様性とは普通とは何なのか考えさせられる物語だった。世の中には様々な性的嗜好や、今までの自分の経験からは理解しがたい価値観などが存在し、そういう考え方をどう受け止めるのが平和に終わるのか、また、そういう価値観をもった者たちが自分の周りに存在した時どのように関わって行くべきなのか、考えた。 世の中で認識されている多様性の定義とは、これまでの歴史を経て、構築されてきた人間的な価値観や考えを持つ人、つまり社会的に普通と言われる枠の中に生きている人たちが受け入れられる範囲内の趣味嗜好をもった人たち、多数派の人間たちから、そういう考え方もあるよね、とか、人それぞれだよねとか、認められ社会のグループの仲間として生きられる。しかし、世の中には桐生夏月や、佐々木佳道たちのようにまともな人間たちからかけ離れた性的嗜好を持つ人間たちが存在する。そのような人間たちは当然のように世間から冷たい目で見られ、社会の仲間外れにされる。そして、誰からも理解されず、結果的に理解者がほしいという希望もなくし、誰にも自分の思いを共有することもなく、社会的に孤立していく。ましてや生きる価値すら無くしていく。そういう少数派の人たちは、どうにかして普通の人間に紛れ、まともな人の真似をして生きていく。そうでもしないと普通の人間と生きていけないのだから。その中で小さいコミュニティを通して、出会った同じような人間に出会い、親や友達にすら話したことない心のうちを共有し合い、初めて人とのつながりを感じていく。 最近では多様性という便利な言葉を、世間に対して疎外感をもった人に多用し、かってに相手を理解した気になって気持ちよくなってる人がいる。自分も気づかないうちにそのうちの1人に当てはまっているのかもしれない。そういう人たちとどういう関わっていくべきなのか。多数派の中には少数派の人間を無理にでも理解しようとし、勝手に相手のプライベート踏み込み、勝手に受け入れる側の人間でいる。その行動自体が傲慢で相手にとっては何も手助けにもならない。だから、変に理解しようとせず、そういう考え方もあるんだな、というくらいの認識でいるのがお互いにとっても心地良いのではないか、と思う。ただ、これは無関心とかそういう話ではなく、お互いが不快感なく生きていくための自分なりの考え方である。 でもこういう相手に対する姿勢こそが傲慢なのかなと、も思う。

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aykさん

多様性と欲が混じりあっている難しい内容

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SuperKABOSSさん

天動説を信じてる炭治郎みたいな登場人物が多くてちょっとうるさい。 個人的な好みではない。

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しろくまさん

天才だ、と思った。 これをこんな風に言葉にできる人は天才だ。 多様性が叫ばれる昨今で感じている違和感のようなものを、こんな風に表現してくれる。本当に隠している秘密は人には話せないようなもので、堂々としたいなんて微塵も思っちゃいない。そうだ。 結局マジョリティの人たちが安心したいがための多様性というカテゴライズに思える。名前が付かなければ存在を認められもしない。共感できないことは世界の摂理から外れたものであると思われる。 自分は、こんなに鋭く深く潔く切り込んでいく小説に今まで出会ったことがない。 内容について言及するのが憚られるほど感慨深かった。

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ゆかりさん

感想を書くのがすごく難しい。冗長だけど消化不良でモヤモヤ感が強い。不寛容に不寛容でなければならないというパラドックスがテーマなんだろうけれど、結局なにも解決していないと感じてしまった。 大也と八重子のやり取りのシーンは面白かった。

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ふくさん

映画を先に見て、原作を読みました 映画も良かったけど、原作の方が各人の心理描写が詳しく、行き止まり感が凄かったです 自分の価値観を知らぬまに他人にも当て嵌めている自分を日々点検する様になりました

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vahoさん

普通ってどの角度から見て普通というんだろうか。 多様性という言葉は、誰がなんの目線から多様性と言っているのだろうか。 趣味趣向は人の数だけあるとすると、多様性という言葉は人類全ての趣向や思想を括れているのだろうか。その上で多様性を認める社会を作りましょうと掲げているのだろうか。 うーーん。言葉が見つからない。でもこの本を読んだからこそ考えることができる題材だと感じました。

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