正欲
朝井 リョウ
新潮社
2023年05月29日
概要
自分が想像できる“多様性”だけ礼賛して、秩序整えた気になって、そりゃ気持ちいいよなー。息子が不登校になった検事・啓喜。初めての恋に気づく女子大生・八重子。ひとつの秘密を抱える契約社員・夏月。ある事故死をきっかけに、それぞれの人生が重なり始める。だがその繋がりは、“多様性を尊重する時代”にとって、ひどく不都合なものだった。読む前の自分には戻れない、気迫の長編小説。第34回柴田錬三郎賞受賞!
ステータス
読んだ
HONNOSHIORIさんの感想・評価
この間、彼氏と別れた。 その元彼の同僚に小児性愛者がいて何度かその人の話をしていたのを思い出した。 辛いよなーとか、行動に移したら犯罪だよなあとか。孤独とか。 私は性犯罪の話になった時は、中学生の時に知らない人に服を脱がされたり、今までに電車で痴漢?のようなものにあったことを思い出して被害者目線で考えてしまう。 正直、性犯罪の話も苦手。 だからその話になった時は、「辛いかもしれんけど、同意がないなら小児とか関係なくあかんやん」 と跳ね除けたけど、どう返すのが話合いになれたかな。 もしかしたら、その片影でもあったのかも、とか性についての話で噛み合わないと思うこともあったな、とか考えながら読んでいた。 コミュニケーションって難しいな。 元気にしてるだろうな。 私とは合わなかったようだけど、あなたに合う人が隣にいることを願っています。
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