2025年10月8日読了 親を亡くし、親戚の家に引き取られそこの息子から性虐待を受けていた少女が青年と過ごした2ヶ月。 世間からはロリコンに誘拐された可哀想な少女として見られたが、二人にとってはかけがえのない幸せな日々だった。 15年後二人は再会し、それぞれ複雑な事情を抱え、世間からの好奇な目やネットタトゥーに苦しみながらも二人で生きていく道を選ぶ。 男女の愛を超えた二人の結びつきがとても尊い。
元の読書記録を見る流浪の月の感想・レビュー
凪良 ゆう
東京創元社
ISBN: 9784488803018
読者の感想・読書記録
ブックミーに投稿された公開の読書記録です。感想はそれぞれの読者の意見です。
「夕飯にアイスクリームを食べてもいい?」 と聞いた更紗に 「バニラとチョコレート、どっちがいい?」 と返す場面が好き 更紗の理解者である文の言葉が余分すぎず少なすぎずで良い
元の読書記録を見る「汝星のごとく」に続き凪良さんの作品を読みました。 育児放棄、DV、誘拐、マイノリティ、小児性愛 色々なものが詰め込まれていて、こんな事があるのものかと思う反面、それらはきっと少しづつ絡み合って繋がっていくものなのかも知れないと思い直しました。 自分の常識でしか物を見れない人になりたくないと思わせる作品でした。 映画化されているようなので、そちらも観てみたいです。
元の読書記録を見るニュースで切り取られた情報でしか物事を判断せず、勝手に想像して非難する恐ろしさ。事実と真実は違う。 何も知らない他人がとやかく言うことの危険さを感じた。 当事者たちのことはそっとしておいてほしいのに。
元の読書記録を見る一気読みする、好きな重たさ。理解できないような関係でも、迷惑をかけてない限りは否定する権利は他人にないと思う
元の読書記録を見る事実と真実は違う、というのが2人の視点から描かれている。 2人が思っている真実だけじゃなくて人の数だけ真実があるということは忘れないように。 普通の家庭、というものは存在しなくてむしろ多少異常性があるのが「普通」ってものなのでしょう。
元の読書記録を見る事実と真実は違うってことをとても考えさせられる作品。
元の読書記録を見る傍から見たら誘拐された子と誘拐犯の関係なんだろうけど、二人の仲に確かに気持ちが通じあってた。「可哀想」「早く離婚したらいいのに」「なんであの人と付き合ってるの?」こういう感情は、相手を想って故の感情だと思ってたけど、当事者にしか分からない事もあるのかな。とこの本を読んで思った。
元の読書記録を見る凪良ゆうさんの文章めっちゃ綺麗
元の読書記録を見る凪良ゆうにハマったきっかけ
元の読書記録を見る凪良ゆう作品の中で傑作だと思います。 世間一般の正しいは本当に正しいのかを問いかけるような作品
元の読書記録を見る切ない。とにかく切ない。 でもすごく面白くて止まらなくて、 世界から抜け出せなくなって、 子供達と夕飯前にセブンにアイス 買いに行っちゃった。 久しぶりに いい作品読んだ。 さすが映画化した本だ。 映画の予告見ちゃったから 読んでる間もずっと桃李君とすずちゃんで 脳内再生されてたけど、 ピッタリだった。映画見てみようか迷う。
元の読書記録を見る好きです
元の読書記録を見る文と更紗の関係は2人にか分からない。 流浪の月は小説好きには絶対読んで欲しい本だと思った。
元の読書記録を見る文章がスっと入ってきてとても読みやすかった! 「事実と真実は違う」こと 更紗と文から学びました😌
元の読書記録を見る文視点の章は面白かったし救いのある内容だったけど、それ以外が辛すぎた。糞男が糞男として罰せられない内容だとメイン2人の話が美しく終わってもモヤモヤしてしまう。 フィクションとして楽しみたいのに、DV男と伯母の息子(マジでカス!)の気持ち悪さがリアリティあり過ぎて本当に無理だった。小説の設定とわかっていても、でも現実世界のどこかにこういう糞男って実在するよなと思ってしまうし!割り切れない。本屋大賞受賞作品を読むときは、予め登場人物にクズが出てこないか調べてから読もう。登場人物にクズが多い小説、どんなに文章が好きでも読書の豊かさを損ねる。
元の読書記録を見る社会からはじき出されてしまった人たちの話だった。 誰にも自分たちの関係を理解してもらえず、優しくしてもらえばもらうほど間に深い溝が出来ていく救われなさが、凄まじかった。 こういう救われなさを掬い上げてくれる「文学」があってよかった。
元の読書記録を見る自分のことのように胸が苦しくなった。
元の読書記録を見る良い本を読んだ。こういう本が好き。繊細で矛盾しながらも正直な心の動きが丁寧に描かれていて、あちこち線を引きながら数時間で読んだ。事実と真実は違う。わたしたちは無意識に、一方通行の優しさで、誰かの自由を妨げてはいないか。特に終盤が見事だった。
元の読書記録を見る誘拐された少女と、誘拐した男、2人が惹かれ合う話。 誘拐された少女の心を守ろうとする、大人の常識的で良心的な言葉が、さらに少女を追い込んでいく。この場面に小説の本質を見た気がして、読んでいて辛かった。 誘拐した男を非難する声も、客観的に見れば至極当たり前の話で、2人の関係を知っている読者はそこが1番苦しいのかも。。
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