だいぶ重い話で、スラスラ読み進められなかった。 アイのように、幼い頃から悪く言えば考えすぎ、良く言えば、色んなことに心傷められる子がいるんだと思った。それは、アイの家が裕福で、他のことを考える余裕があったからなのかなと思もう。 2017年くらいに出版された本だけど、アフターコロナに入った今読むとまた意味合いも変わるなと思った。 自分の生活と、世界で起きている事件や騒動が全く別物では無いけど、自分は自分の生活があるのだから、自分の生活を疑問に思うより、エンパシーで相手のことを考える気持ちを大事にしていくべきだと思った。 うーん、思うことは色々あるけど、なかなかまとまらない。
元の読書記録を見るiの感想・レビュー
西 加奈子
ポプラ社
ISBN: 9784591164457
読者の感想・読書記録
ブックミーに投稿された公開の読書記録です。感想はそれぞれの読者の意見です。
サラバ!でハマった西加奈子さんの作品だけど… 戦争地域で産まれた女の子が経済的に恵まれた日米夫婦に引き取られた事による葛藤を描いているものの、暇だからそんなに悩むのでは…勉学と就労に没頭しろ!?って主人公に思う私は冷たい人間なのかしら。 悲しすぎるニュースは都合よく自分の中でシャットアウトする術は必要だって持論が固まった。 すごい歳上の男を好きになる女の子って精神的に物凄く不安定だよな〜方程式はピッタリ当てはまってた。
元の読書記録を見るシリアに生まれアメリカ人の父と日本人の母の養子として恵まれた暮らしをする主人公。戦争や貧困など悲惨な出来事が自分の縁あるところで起こる一方で、自らはそれを経験せず免れ続けてきたことに罪悪感を感じていた。なにかに選ばれた人間として、選ばれなかった遠くの人達の悲痛な声にとらわれながらも、選ばれたゆえの身近な幸福を享受しつづける自分に葛藤する。 恵まれたゆえの罪悪感や苦しんでいないことの苦しみは思い当たるところもあったが、途中から主人公に苛立ってしまった。個人の幸せとよい社会の成立の対比がテーマとしてあったけれど、主人公の象徴する個人の幸せとは、ある意味嫌悪したくなるようなわがままで勝手なものだとおもった。
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