恋愛小説に感じられた。この本で書かれている推し活は客観的に見て生活を壊すほどのものであり、SNSでみんなの推し活を見て楽しそうと思ったり、豊かさを感じたりしていたけど、それは表面的なものなのかなと思った。基本的に、何かを好きになったり誰かを好きになったりすることについてはいいことだと思うし、周りの人がそうなったらちょっと嬉しくなるけど、これはちょっと...😅と思わせられた。そんな著者の表現に脱帽です❗️家族や親しい友人がこれほどまでに何かを推し始めたらやめてほしいと思うけど、止められないんだろうな、と思い悲しくなった。また、自分も知らないうちに没頭してしまう可能性があるが、やはり止まらないんだろうなと思う。
元の読書記録を見る推し、燃ゆの感想・レビュー
宇佐見 りん
河出書房新社
ISBN: 9784309029160
読者の感想・読書記録
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焚書以下
元の読書記録を見る純文学のおすすめとして挙げられていたのをきっかけに読んでみた一冊。 わたしが主人公あかりの年齢だった頃も「推し文化」みたいなものはあったけれど、いまのように「推し」という言葉もなかったし、わたし個人のことで言えば好きだなと思う俳優やアーティストがいても、彼らを応援するために自分を削るほどのめり込んだことはなかったので、「推しを推す人の心理」みたいなものにはじめて触れて、とても新鮮だった。 あかりはおそらく何らかの発達特性を持っていて、自分の身の回りのことがうまくできない。それでも学校に行き、推し活のためにバイトをし、人並みの生活を送ろうとするが、どうして自分は普通にできないのだろう?と葛藤する姿に胸が痛む。 これを読んでいると、推し活にのめり込む人というのは、どこか心の拠り所みたいなものを探していて、ただ好きだから推すみたいな単純な構造ではないのだなと感じる。 推し活しているときの非現実的なあかりの心理状態と、現実を描く描写のコントラストが素晴らしくて、あかりが生き生きとしている推しのいる世界と、あかりが苦しみもがいている現実を行ったり来たりしながら、彼女の人生を俯瞰して見ているような、不思議な読書体験だった。
元の読書記録を見る結構面白かったと思う
元の読書記録を見る芥川賞って感じの本でした。ここまで何かに入れ込んだことないな〜。推し活とかそういう言葉では片付けられないものを見た。 推しが好きなのか推しが好きな自分に縋るしか生き方を知らないのかわからないな。
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