この内容で児童書というのがびっくりです。 確かに語り手は小学6年生なので、文体は易しく読みやすくはありました。 動機や方法はともかく、犯人はけっこう早くに予想ができてしまいました。歌の通りに人が死ぬ見立て殺人の割には歌詞を全然教えてくれないので不思議でしたが、けっこう歌詞がガッツリ犯人を示しているんですね。 逆になぜみんなその歌を知っていて犯人を疑わないのか… また1年のうちに何人も親しい人間たちが殺されて、その犯人も分かっていないのに、ほとんどみんなそれを感じさせずに日々の生活を過ごしたりイベントを楽しんだりしているのでリアリティが感じられませんでしたが、逆にそのため登場人物ほとんどみんなどこかおかしいのではという不気味さを感じました。 それにしても、作者の鈴木さん、本当に児童文学者なの?と調べてみたら、読んだことのある昔話の絵本や、子どもの頃大好きだった「なぞなぞびでおくん」シリーズを書いた人と知ってめちゃくちゃ驚きました。
元の読書記録を見る幸せな家族の感想・レビュー
鈴木悦夫
中央公論新社
ISBN: 9784122074187
読者の感想・読書記録
ブックミーに投稿された公開の読書記録です。感想はそれぞれの読者の意見です。
これが児童書なのか… 小学生の時に読んでたら衝撃的だったろうな… 児童書だけあって文章はわかりやすいし読みやすい。 正直犯人も普通にすぐわかる。 歌になぞって反抗が行われるけど最初にバーンと歌詞を見せてくれるわけではない、歌詞が出たらそりゃこいつしか犯人いないわ!ってなる。 (その前から犯人わかる) 歌が実在するのにびっくりしたし、実在するってわかった途端輪郭浮き上がってきた感じがする 後味は悪いしひえ〜ともなるけど新鮮な驚きとかはない!
元の読書記録を見る児童文学なの?怖すぎるから。特に姉。。。魔性でしょ。
元の読書記録を見る本屋さんおすすめの小説とあって買ってみた。 トラウマになる児童書とあったので、対象は小学生みたいだけどなかなか内容はハードな気がする。まあまあ大人向けで、だけどミステリー自体はわかりやすい内容。 「幸せな家族」と周りから称される家族でも、父、母、姉、兄、じぶん、とみんなそれぞれ歪な部分がある。ああー、サイコパスってやつだよなあ、これ。って感じの内容。
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