2020年、ザハ案が採用された新国立競技場で東京五輪が開催された世界線の話。 難解な文章ではあるが、犯罪者に対し「罪を犯すに至った背景を認め、同情を向けるべき対象として豪華な暮らしをさせる世界」というテーマがとても面白い。 多様性に対する徹底的な寛容が、AIの浸透した近未来で貫かれる時、そこに生まれる平等とはどのような価値観なのか。 多分、恥ずかしながら、まだこの本を100パーセント理解できている自信がないため、いつかまた読んでみたい。
元の読書記録を見る東京都同情塔の感想・レビュー
九段 理江
新潮社
ISBN: 9784103555117
読者の感想・読書記録
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トーキョートドージョートー確かに語感が良い
元の読書記録を見る青い表紙が素敵で、芥川賞受賞作品とは知らずに借りた。建築家の女性、その女性が一目惚れしてママ活のようなデートをしている美青年、白人のジャーナリスト、主要な登場人物が3人しかいないし、3人の人間関係がどうとかいう話ではないが面白かった。言語、文字、巨大建築、数学少女、犯罪者が快適に過ごすための素晴らしい刑務所。 ただ後半は私の理解力が及ばない部分が多くて、村上春樹作品に出てくるぽい、よくわからない比喩表現で終わってしまった。誰かの解説を聞きたい。
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