本の感想・レビュー
夏の庭

夏の庭の感想・レビュー

湯本 香樹実

新潮社

ISBN: 9784101315119

読者の感想・読書記録

ブックミーに投稿された公開の読書記録です。感想はそれぞれの読者の意見です。

叶夢さん

「死」とは何なのか、「大人になる」とはなんなのか。今までわかってるようで理解していなかった問に対して、この作中を通して少し触れることができた気がした。少年たちにとって長いようで短い夏休みとおじいさんにとって短いようで長い余生。この2つが交わったことでお互いが変わり、成長できたのだと感じた。作中の「ほんのちょっとしたことで姿を現してくれるものもあれば、長くてつらい道のりの果てに、やっと出会えるものもあるに違いない。」という言葉が1番印象に残っている。人生って何なのか考えた時に、この言葉のおかげで少しはポジティブに生きていけるような気がした。また、自分も大学生になり、「大人になる」ということを考える機会が増え、いろいろな悩みや葛藤も増えてきていた。「大人になんてなりたくない」「自分が思い描いていた大人になれない」と今の自分を責め、「歳を重ねる」ことを少し否定する自分もいた。しかし、作中の「歳をとればとるほど、思い出は増える」「いつかその持ち主があとかたもなく消えてしまっても、いろんなところを漂いながら、また別のだれかの心に、しのびこんでいるのかもしれない」という言葉と出会い、「大人になる」というのはただ歳を重ねるというわけではない。と気づき、「大人になる」ことも「歳を重ねる」ことも悪いことばかりではないのだと少しだけ思えた。20歳になり、大人と子供の狭間で悩み苦しみ悶えていた今だからこそこの本に出会えて良かったと思う。きっとこの先も、たくさんの悩みを抱えることとなると思う。大人になれない自分を恨む日もあると思う。しかしそんな時はこの本を思い出し、少しずつでも自分のペースと周りの人との出会いを大切にして生きていたいと思えた。

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読切隊さん

「死んだ人を見てみたい」 そんな思いを抱いた3人の少年が主人公。 子供の好奇心と探究心は、残酷だなと感じた 一言でした。 話が、面白く飽きずに読めました。 この本は、内容もいいですが、あとがきまで読み 涙がポロッと出てきました。 死んだ人に関する深い話、学校の友達との 面白い話。 児童書を、たまには読んでみるのもいいですね♪

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れもんさん

めっちゃ面白かった訳ではない

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