'うまくいくってなに?'
元の読書記録を見るBUTTERの感想・レビュー
柚木 麻子
新潮社
ISBN: 9784101202433
読者の感想・読書記録
ブックミーに投稿された公開の読書記録です。感想はそれぞれの読者の意見です。
2025/11 バター料理が食べたくなる。 犯人への共感、主人公への共感はできなかった。実際の事件がモデルとのことで調べてみたい。
元の読書記録を見る2025/11/23~24 読了。 色々と書きたいことはあるけど、上手く言葉がまとまらない。 ただ、3人の殺人容疑で逮捕された梶井真奈子は"稀代の悪女"のように見えるが、そんなことはない。真奈子のような人は沢山いて、運良く事件になっていないだけだと思う。 そして、これはきっと日本社会の産物。 真奈子個人の責任が全く無い訳はないけれど、どうか法を侵さずに上手く生きる方法を身に付けてほしかった。
元の読書記録を見るとてつもなくバター醤油ご飯が食べたくなった。しかも、その辺のスーパーのバターではなく、エシレの有塩タイプのバター。 こんなにも本で食欲をそそられたのは初めてだった。 そして、里佳と玲子の関係性も羨ましくなった。梶井の気持ちがなんとなくわかった気もした。 自分もこういう友情が欲しくなった。
元の読書記録を見るまず腹が減る本。デブ活本である。主人公が調理し、食いまくる。 そして、スリラー。特に主人公の親友R子が怖すぎる。 他者や家族との関係、食事など人生のあらゆる行動における自分の"適量"を知れと言われている気もするし、バターのように溶けたり固まったりどうとでもなるのよと言われているようでもある。
元の読書記録を見るサッポロ一番塩らーめんに野菜マシマシでバターのっけたい
元の読書記録を見る何年か前に話題になった某連続殺人事件がモチーフになっていて展開が面白く引き込まれた。 タイトルのバターが物語の主軸となっていて出てくる料理がとても美味しそうで高級バターが無性に食べたくなる。 女性の体型差別、夫婦やパートナー、親子の関係など、考えさせられることもたくさんあったが、最後はとても前向きで心地の良いエンディングだった。 2026年1月11日 Audible聴了
元の読書記録を見る実際の事件である木嶋佳苗を思い出すキャラクターだった。カジマナと里香が段々と心が通じてると思ってたけど… バター醤油ご飯やってみようかな🫢
元の読書記録を見る序盤はなんだか難しい社会派小説?的な雰囲気で若干読みづらさを感じたが、中盤あたりから完全にのめり込んでしまった。分厚いけどがんばって最後まで読んでほしい。 本作の中心人物であるカジマナは良くも悪くもカリスマだ。性別関係なく誰しもが彼女に多大な影響を受けてしまう。 軸があるように見える人間は、それだけ魅力的に映るのだろう。 かく言う私も読みながらカジマナの考えに賛同した部分があり、完全には憎めなかった。
元の読書記録を見る本の中に出てくる料理が食べたくなって、カトルカールを作った。周りの評価に屈せず好きなものを好きなだけ食べる、好きに生きる。自分にとっての「適量」を見つけていきたい。
元の読書記録を見る柚木麻子さんの本、しかも実際に起こった事件をモチーフにしているとなると絶対好きだろうと大切に取っておいた本をついに読了したのだけど、なぜか話が頭に入ってきづらく、想像していたスピード感がなかった。何度も読んでは飽き、読んでは飽きという感じで、読む手が止まらず一気読み!ということはなかった。 食べ物の描写が美味しそうで、心理描写も緻密。そういった部分は楽しめた。
元の読書記録を見る犯人が「女性ゆえ」の、事件に関する偏った「語り」方を、フェミニズム的な視点からシスターフッド的に解体する事による可能性と限界を感じた一冊だった。勿論、これは作者による「戦略的な語りの限界性」なのだと思うけど、それに対して無自覚に読むと、免罪的な側面に引き摺り込まれてしまうのではないかな、という危うさも感じた。 勿論、罪の内容の重さより「女性として」のルックスでマスコミや大衆に色眼鏡で見られて面白おかしく一義的に評価されていた木嶋早苗の事件をフェミニズム的に解体して、新たな記述と解釈のの可能性に開こうとしたのは大きいと思う。「醜い」女性としてのルックスが露呈させるミソジニー由来の、一義的な事件の語りは、被害者の実態は勿論、犯罪者としての木嶋早苗の残忍さや罪の重さを相対的に矮小化してしまう恐れがある- 例えば、「こんなに醜い」のに、男を魅了し尽くしたのはなぜか?といった報道の方向性に集約されてしまうように。 ただ、その語り口の解体があまりにも「フェミニズムにおけるシスターフッド的な連帯」に寄り過ぎて、「女性だから」容姿でアンバランスに語られてた木嶋早苗の事件を再び「女性だから」という理由でシスターフッドの問題に集約して矮小化してしまう危険性があるというか、、。 木嶋早苗に関するミソジニーな一義化(「醜い」女性としての怪物性)で歪められた事件の語りが、「女性だから」という連帯の物語に回収することで、再びジェンダーの問題として置き換えた語りで矮小化される危うさが喉に引っかかった。木嶋早苗個人の持つ、加害性や個人的な倫理的選択、暴力性といった問題すら、「女性が抑圧されてきた構造」の説明原理で片付けられてしまう恐ろしさみたいなものを肌で感じた。 勿論、この「一元化される歪み」に伴う危うさは、「女性だから」という理由でアンバランスな関心を引き寄せる事件の語り方を「女性ならでは」の視点で解体するにあたって必然として伴うもので、作者も織り込み済みなのかもしれない。この小説は、「木嶋早苗という1人の人間に関する、ミソジニー的な語られ方の歪み」に焦点を絞ったものだから。新たな語り方のための戦略的な取捨選択がもたらす矮小化の罠についても、「失敗」というよりも「新たな語りに出来事を開く事に伴う必然的なリスク」として受け止める必要がある。
元の読書記録を見る生活力がなく自滅していく男に対して「全く同情できない」とバッサリ書いてあるのが痛快だった。 章ごとに出てくる食べ物の表現がみごとで食欲を刺激される!エシレのバターの醤油かけご飯、絶対食べたい。
元の読書記録を見る途中まではとても面白く、自分の好みの話のペース、表現法だった。半分あたり越した頃から少しずつ文章がつまずくようになって何を伝えたいのかスっと頭に入らなくなっていった。 扱っている題材が大きいものだから、結末をもう少しご飯以外で表現して欲しかった。
元の読書記録を見る途中までは理解できていたのに、話が進むにつれてどんどんわからなくなっていった。この本の基になった事件について、日本に蔓延する間違ったフェミニズム、法律、ルッキズムの呪い、女がジャーナリストとして働くということ、人間が持つ根元的な欲求、お金と男と女、多角的な知識と教養が必要だったみたい。もう少し勉強してから?大人になってから?読み返したい。
元の読書記録を見る重たかった読むの時間かかった。
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