じっくり読みきれなかった気がするので再読したい。主人公の眼からみた景色、風景は美しく思えるが、描写を読み込み想像することが難しかった。再読の際には一文一文を噛み砕いていく作業が要る。舞台を離れた主人公が伍長と出会うまでの心理描写もなかなか難しく読み込めていない。鬱屈した雰囲気もあり苦手かも。後半は残酷なことが起きてはいるものの他人との関わりが生じるからか何故かそれまでより、明度が上がった気がした。戦争体験記かと思って読んだが、心理描写、キリスト教、命を食べることへの疑問など、精神的な描写が多くて、思考するヒントをもらえた気がする。
元の読書記録を見る野火の感想・レビュー
大岡 昇平
新潮社
ISBN: 9784101065038
読者の感想・読書記録
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終戦直後を孤島で生き抜くために、 人肉を食べ、奪い、蹴落とし合う。 飢餓と倫理の狭間で醜く発狂していく。
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