本の感想・レビュー
本のエンドロール

本のエンドロールの感想・レビュー

安藤 祐介

講談社

ISBN: 9784065230688

読者の感想・読書記録

ブックミーに投稿された公開の読書記録です。感想はそれぞれの読者の意見です。

エビさん

本の作成に携わる人たちが仕事に持っている思いや、本が出来上がるまでの過程の中でのトラブルやいざこざ、成長などを丁寧にドラマとして描きつつ、「紙書籍vs電子書籍」という大きな問題を正面から提起しているのがすごい。 「紙が好き」という気持ちだけではどうすることもできない電子化の波が来ているし、業界としては紙と電子の共存を上手く模索していくしかないのだなぁと思った。 けれど、少なくとも一読者としては、紙には紙の価値があるし、そもそも「紙の本が好き」という気持ちだけで十分だという気持ちになれた。 これからは、奥付(=本のエンドロール)にも目を通そうと思った。 紙の本が好きな人なら絶対面白いと思うのでぜひ。

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けさん

面白かった!めちゃくちゃ好きです。 直接的な関係はないけど、この前映画館で観た『侍タイムスリッパー』を思い出した。「時代劇」という斜陽とされる業界に携わる人たちの熱いクリエイション映画(だと勝手に思っているの)ですが、今作も『印刷業』というある意味斜陽になりつつある業界にいる人たちの本に対する思いが伝わるような熱いクリエイション小説でした。こういう作り手にフォーカスを当てた作品に弱いです…。 本好きなら読んで損はなし。もっと紙の本を手に取ろうと思えました。 あと最後の仕掛けは本当にグッと来ました。ラスト1ページまで余すこと無く楽しめます!

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