レバニラ蹴りたい背中
蹴りたい背中

蹴りたい背中

綿矢 りさ

河出書房新社

2010年08月03日頃

概要

ハツとにな川はクラスの余り者同士。ある日ハツは、オリチャンというモデルのファンである彼の部屋に招待されるが……文学史上の事件となった百二十七万部のベストセラー、史上最年少十九歳での芥川賞受賞作。

ステータス

読んだ

レバニラさんの感想・評価

学校で浮いている寂しさを自覚しつつもどこまでも強がっている「私」の聴覚、視覚表現の巧みさ。圧巻。当時19歳が書いたとは思えない文才、でも学校内で孤立しているリアリティをここまで描き切れるのは流石19歳…! 私が「にな川」に抱く奇妙な衝動は異性に向けられる性欲の一種なのか、ハッキリとさせないままプツンと物語が終わる。正直もう少し読ませてよ!って物足りなさがあったけど、読んだあとはしっかり満足感があった。

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