撮ってはいけない家
矢樹 純
講談社
2024年11月13日頃
概要
「その旧家の男子は皆、十二歳で命を落とすーー」映像制作会社でディレクターとして働く杉田佑季は、プロデューサーの小隈好生から、モキュメンタリーホラーのプロットを託される。「家にまつわる呪い」のロケのため山梨の旧家で撮影を進める中、同僚で怪談好きのAD・阿南は、今回のフィクションの企画と現実の出来事とのおかしな共通点に気付いていく。そして現場でも子どもの失踪事件が起こり……。日本推理作家協会賞短編部門受賞『夫の骨』著者の最新作!
ステータス
読んだ
.comさんの感想・評価
前半に語られる"呪い"についての考察が後半から節々で発生する怪異と結びつき、いつの間にかねっとりとした空間に引き込まれる作品。 物語の謎解きを終始リードする主人公の後輩の姿がとにかく面白く描かれている。 ラストに読者の視点で考察すべき点を残した当たりがヌルッとした気持ち悪さがあり楽しめた。
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