法廷遊戯
五十嵐 律人
講談社
2023年04月14日
概要
法律家を目指す学生・久我清義と織本美鈴。ある日を境に、二人の「過去」を知る何者かによる嫌がらせが相次ぐ。これは復讐なのか。秀才の同級生・結城馨の助言で事件は解決すると思いきや、予想外の「死」が訪れるー。ミステリー界の話題をさらった、第62回メフィスト賞受賞作。
ステータス
読んだ
つさんの感想・評価
前半は無辜ゲームという独自のゲームを展開していき、後半に一気に伏線回収される流れ。綺麗に風呂敷を畳むかのように閉じていく様は読んでいて気持ちが良い。ドラマ性が豊富でやや芝居じみた演出があるものの、法廷ものなのでこの過剰な感じがエンタメ性を増していていい。 好きなセリフ: 複雑な葛藤の中で導き出された選択であるほど、言語化の作業には馴染まない、例えば…そうだな。久我はどうして織本の弁護人を引き受けたんだ?(奈倉先生「法廷遊戯」167p)
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