絵本のなかの動物はなぜ一列に歩いているのか
矢野 智司/佐々木 美砂
勁草書房
2023年02月16日
概要
絵本で動物たちは次々に出会い、列を作り、塔になり、袋に入り込む。名作を参照し、「空間構成のプロセス」という観点から考察する。 絵本という空間はどのように構成されていくのか。動物たちが塔になり、クライマックスでの崩壊を経て、元の状態へと戻る均衡回復の物語は、積み木の重なりが崩壊するのと同じ知覚体験をもたらす。「空間構成のプロセス」の観点から、絵本特有のパターンを読み解き、絵本が読者にいかなる体験を生みだすのか、人間学をもとに考察する。
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