こう考えると、うまくいく。〜脳化社会の歩き方〜
養老孟司
扶桑社
2023年11月02日
概要
“現代社会を快適に生きる答え”は、20年以上年前に出ていた! 「脳の世紀」といわれる21世紀社会の正しい生き方とは? 20年以上に行われた養老孟司氏の講演録だが、 それは現代を予見している内容であった! 本書は、20年以上も前に行われた養老孟司氏の講演録をまとめたもの。 「意識は、なぜあるのか?」「 人間は死んだら『モノ』なのか?『ヒト』なのか?」「人間は『人工身体』と『自然身体』の二つのからだを持っている」「 人工(脳)と自然(身体)との釣り合いこそ重要である」「 人間は、意識だけでできているわけではない」「『男』と『女』という言葉ができたとき、性の連続が断ち切られた」「人間は、自分ができることの説明ができない」「 子どもを育てるとは『手入れ』をすること」「『ああすれば、こうなる』だけになった現代社会」という9講演を収録している。
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読んだ
奈さんの感想・評価
近頃、養老先生の本ばかり読んでいる気がする。 都市というのはヒトの脳だ。自然があることを許さない。だから、ゴキブリがいると必死になって排除しようとする。土が見えないようにコンクリートを敷き詰める。 自然とは、思い通りにならないものである。脳化、都市化というのは、要するに「ああすれば、こうなる」もので構成される世界。 都市化が進むと子どもが減る。なぜなら、子どもは自然(思い通りにならない)ものだから。 そうだよなぁー、たしかになーと思う。 養老先生が話が上手なために納得させられるというわけではなく、考え抜かれた思想だから腑に落ちる。 「目は脳の出店」という表現が途中出て来たが、この表現がなかなか素敵だなと思った。
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