センス・オブ・ワンダー
レイチェル・カーソン/上遠 恵子
新潮社
2021年08月30日頃
概要
雨のそぼ降る森、嵐の去ったあとの海辺、晴れた夜の岬。そこは鳥や虫や植物が歓喜の声をあげ、生命なきものさえ生を祝福し、子どもたちへの大切な贈り物を用意して待っている場所……。未知なる神秘に目をみはる感性を取り戻し、発見の喜びに浸ろう。環境保護に先鞭をつけた女性生物学者が遺した世界的ベストセラー。川内倫子の美しい写真と新たに寄稿された豪華な解説エッセイとともに贈る。
ステータス
読んだ
奈さんの感想・評価
レイチェル・カーソンを知ったのは、高校の時。 大好きなマンガ「動物のお医者さん」を読んだ時に、菅原教授が生徒に出した「沈黙の春を読んで」という課題を見て、「沈黙の春を私も読んでみたい」とふと思ったのがきっかけ。 通学の電車で本に齧り付くように読んだ。 それから10年後、とある試験を受けようと思って買った英語の問題集にレイチェル・カーソンの話が載っていた。 一滴の水を海に垂らすだけで、そこにいる小さな生物たちの生態系に影響を及ぼすというようなレイチェル・カーソンの言葉が頭から離れない。 その言葉は今、子どもと虫とりをしたり虫を飼ったりする中で、私を律してくれる。リリースはその場で。持ち帰って飼育した虫は最後まで責任を持って飼う。 そんなレイチェル・カーソンの本を久しぶりに図書館で見つけて借りてみた。 すごく良い。続く各人の解説エッセイもとても良い。 福岡伸一先生の「人間の他の動物と異なる点は、ことさら長い子ども時代があるということ」という話は、はっとした。 長くないので、いつか原文で読んだみたいと思っている。
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