同志少女よ、敵を撃て
逢坂 冬馬
早川書房
2021年11月17日
概要
独ソ戦、女性だけの狙撃小隊がたどる生と死。驚愕のデビュー作。第11回アガサ・クリスティー賞大賞受賞、2022年本屋大賞受賞
ステータス
読んだ
ゆかりさんの感想・評価
臨場感があり文面だけで戦争の匂いがする作品だった。それ故に読中はとても重々しい気持ちになり読むのにかなり時間がかかってしまった。 戦時下を生きる力と戦後を生きる力は全く違って、戦時下に最適化され戦士となった人間は戦後精神的病におかされてしまうという描写に恐怖を感じた。 また戦争が人を悪魔にし性暴力を振るうようにさせてしまうことにやるせなさを感じた。 この時代にこの作品が生み出された意味も考えずにはいられない。 戦争は女の顔をしていない、も読みたいと思った。
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