武士マニュアル
氏家幹人
メディアファクトリー
2012年04月
概要
堅い自負心を胸にお家を守り民衆を導いてきた男たち、武士。先の見えない現代こそ、彼らの心構えを見習いたいものである。有名・無名の武士たちが遺した貴重な史料の数々が生々しく伝える行往坐臥の作法、出処進退、志の保ち方。読めば腹が据わり、心にサムライの魂が宿る一冊。
ステータス
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たまさんの感想・評価
こういう時には軽く会釈をしなさい。 出張の際はこれを持っていきなさい。 みたいな、当時書かれた武士の作法書を現代文にして教えてくれる。 就活の面接でノックは3回、みたいな具合だ。 中でも面白いのは、切腹と介錯の作法。 戦国時代から江戸時代に変わり、太平の世が長く続くと、次第に切腹の機会が減った。 だから、切腹を命じられた武士が、そのやり方がわからないと言い出し、命じた側もわからない。 それでは困るとマニュアルが作られた。 介錯が一回で首を落とせなかった場合の対処法なども細かく書いてあり、これを真面目に書いたり読んだりしていたと思うと、それこそ無作法ではあるが笑ってしまった。
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