フランケンシュタイン
メアリ・ウルストンクラフト・シェリー/小林章夫
光文社
2010年10月
概要
天才科学者フランケンシュタインは生命の秘密を探り当て、ついに人造人間を生み出すことに成功する。しかし誕生した生物は、その醜悪な姿のためフランケンシュタインに見捨てられる。やがて知性と感情を獲得した「怪物」は、人間の理解と愛を求めるが、拒絶され疎外されて…。若き女性作家が書いた最も哀切な“怪奇小説”。
ステータス
読んだ
イトミさんの感想・評価
時折読み返したくなる悲劇。"怪物"が人や自分について知ろうとすればするほど、怪物になっていく皮肉。生みの親への憎しみも、いざビクターの死に際しては愛してもいたのだと自覚する場面などは、ほぼ人間ではないか。愛と憎は紙一重。怪物と人間も紙一重。 改めて古典の力とはすごいと思わせられる。
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