ババヤガの夜
王谷 晶
河出書房新社
2023年05月09日頃
概要
お嬢さん、十八かそこらで、なんでそんなに悲しく笑う?暴力を唯一の趣味とする新道依子は、関東有数規模の暴力団・内樹會にその喧嘩の腕を買われる。会長が溺愛する一人娘の運転手兼護衛を任されるが、彼女を苛酷な運命に縛りつける数々の秘密を知りー。血が逆流するような描写と大胆な仕掛けで魅せる不世出のシスター・バイオレンスアクション!
ステータス
読んだ
しろくまさんの感想・評価
スカッとします。 喧嘩がめっぽう強い女性が主人公。体格も力の強さも並の男じゃ敵わない。暴力に魅せられた女が、ヤクザの娘の護衛を任されることになる話。 アクションシーンがとても鮮やか!痛々しいシーンも多いが、ついスカッとしてしまうような迫力のあるアクションが読める。 そして中盤から「えっ」と実際に声があがるほど、驚かされる。 女がこの社会で生きていく中で、多少の個人差はあるにしろ、多かれ少なかれ感じてきた悔しさ、虚しさ、怒り。全て表現してくれたのではないかと思う。 解説ではこの作者のエッセイもかなりエッジが効いているそうなので、そちらも読んでみたいと思った。
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