暇と退屈の倫理学
國分 功一郎
新潮社
2021年12月23日頃
概要
「暇」とは何か。人間はいつから「退屈」しているのだろうか。答えに辿り着けない人生の問いと対峙するとき、哲学は大きな助けとなる。著者の導きでスピノザ、ルソー、ニーチェ、ハイデッガーなど先人たちの叡智を読み解けば、知の樹海で思索する喜びを発見するだろうー現代の消費社会において気晴らしと退屈が抱える問題点を鋭く指摘したベストセラー、あとがきを加えて待望の文庫化。
ステータス
読んだ
メモ
半年かかってしまった
さかきちさんの感想・評価
サンタが言ってたように名著 人間は退屈と気晴らしが混ざり合った生を生きている、そしてこれは人間らしい生である 人間であるとは退屈に向き合って生きる事を意味している 自分が日々ジムで筋トレをする事もランニングをする事も友人と飲みに行く事も仕事をする事も、全ては気晴らしでしかない、ということに愕然としてしまった そして、人はなぜ退屈するのか これに対する答えとして、外側からのサリエンシーが消えると内側から痛む記憶(サリエントだった経験の痕跡)が人を苦しめるから、としている 人はそれぞれ固有の歴史を持つ具体的人間であり、たくさんの傷跡(記憶)を残している 1人で消化できない記憶がある時、人は手伝ってくれる人を求め、その人と一緒にいたいと思うのではなかろうかって部分に共感
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