砂月 苑ドキュメント小説 ケーキの切れない非行少年たちのカルテ
ドキュメント小説 ケーキの切れない非行少年たちのカルテ

ドキュメント小説 ケーキの切れない非行少年たちのカルテ

宮口 幸治

新潮社

2022年09月20日頃

概要

精神科医の六麦克彦は、医局から派遣された要鹿乃原少年院に勤務して5年になる。彼がそこで目にしたのは、少年院に堕ちてきた加害者ながら、あらゆる意味で恵まれず、本来ならば保護されてしかるべき「被害者」と言わざるを得ない少年たちの姿だったー。累計100万部を超えたベストセラー新書の世界を著者自ら小説化、物語でしか伝えられない不都合な真実を描きだす。

ステータス

読んだ

砂月 苑さんの感想・評価

最初は表表紙の円を三等分しようとしたイラストをみて、あるはずがないじゃないかと思いました。でも、この本を読み、あり得ることなのだと感じられました。もちろん、自分は過去に犯罪を犯したことはありません。ですがそれは、当たり前ではなく、恵まれた環境で育つことができたからなのかもしれないなと気付かされました。 本の中に書かれてるように、自分が今小学生だったら…小学生の感じ方考え方のまま、今と同じ生活をしなければいけなかったら…時間に追われ、タスクに追われ、責任や人間関係に追われ…。今上手く対処できていることも、もしかしたら出来ないのかもしれません。そしてそれが犯罪という形で出てしまった人たちのエピソードが、この本に書かれているのかなと思いました。

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