人魚が逃げた
青山 美智子
PHP研究所
2024年11月14日頃
概要
本屋大賞4年連続ノミネート! 今最注目の著者が踏み出す、新たなる一歩とはーー。 幸福度最高値の傑作小説! <STORY> ある3月の週末、SNS上で「人魚が逃げた」という言葉がトレンド入りした。どうやら「王子」と名乗る謎の青年が銀座の街をさまよい歩き、「僕の人魚が、いなくなってしまって……逃げたんだ。この場所に」と語っているらしい。彼の不可解な言動に、人々はだんだん興味を持ち始めーー。 そしてその「人魚騒動」の裏では、5人の男女が「人生の節目」を迎えていた。12歳年上の女性と交際中の元タレントの会社員、娘と買い物中の主婦、絵の蒐集にのめり込みすぎるあまり妻に離婚されたコレクター、文学賞の選考結果を待つ作家、高級クラブでママとして働くホステス。 銀座を訪れた5人を待ち受ける意外な運命とは。 そして「王子」は人魚と再会できるのか。 そもそも人魚はいるのか、いないのか……。
ステータス
読んだ
nk2さんの感想・評価
第二章の娘、達観しすぎてる感あり。今の二十歳はすごい。 章と章が重なるタイミングがあり、不思議と読み進めてしまう。 三章おもしろかった。選択、運命、嘘はその人にとっての真実、人それぞれの付加価値。 王子とアンデルセンが結末にどう絡んでくるのか見ものである。 四章ささったフレーズ 「結局一冊の本を通して作家と読者は一対一の対話をしているのだ」 それにしても、二章の娘といい三章の叔母といい、魅力的な女性が多い小説である(四章の妻もすごくいいキャラ)。 5章以降 色々とつながる。読後の満足度高い1冊だった。普段読まない分野だったが、今風の恋愛小説として多分楽しめるはず。 ラストにはちょっとした伏線回収もあり。
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