本の感想・レビュー
人魚が逃げた

人魚が逃げたの感想・レビュー

青山 美智子

PHP研究所

ISBN: 9784569857947

読者の感想・読書記録

ブックミーに投稿された公開の読書記録です。感想はそれぞれの読者の意見です。

チャロンさん

すごく綺麗で心が暖かくなるお話でした。 登場人物たちが、人魚姫を探す王子様と出会ってほんの少しだけお話したことで、いろいろなことに気付いたり、思い出したりして、前向きになっていく、そんなお話です。 王子様と話した内容なんてそんなに中身のあるものではないのに、そのちょっとした会話からみんないい方向に進んでいくのがおもしろいなと思いました。 最近は、ディズニーのリトルマーメイドを人魚姫だと思っている人もいるようだけど、ハッピーエンドのアリエルだけでなく、ちゃんとアンデルセンの人魚姫も知ってほしいなと改めて思いました。 短編だけど、前の話と次の話が少しずつ繋がっていて、最後の話がまた最初の話と繋がるところも大好きです。 さらにエピローグで、各話に隠れていた人たちが明かされたのもおもしろかったです。 表紙はあんまりしっかり見ていなかったので、本文を読んだ後に何気なく見たら、本文で書かれていたのはこれだったのかと驚きました。

元の読書記録を見る
ぴーすさん

もうこの本の世界にどっぷり浸かってた!素敵な言葉がたくさん散りばめられてて、言葉を抱きしめたいって感覚にさせてくれた!確かに、この世界のすべての人が、現実に存在するかを確認する方法はないし、私の想像を超えた素晴らしい出来事がこの世の中にはたくさんあるのに、些細な誤解で大きくすれ違うこともあるということ。だからおもしろい!!不思議な世界へ行く人がいるなら、不思議な世界からこっちの世界へ来る人がいたっていいじゃない!! あと田中達也さんの作品私も大好きだから、個人的に嬉しかったー!!!🌟

元の読書記録を見る
nk2さん

第二章の娘、達観しすぎてる感あり。今の二十歳はすごい。 章と章が重なるタイミングがあり、不思議と読み進めてしまう。 三章おもしろかった。選択、運命、嘘はその人にとっての真実、人それぞれの付加価値。 王子とアンデルセンが結末にどう絡んでくるのか見ものである。 四章ささったフレーズ 「結局一冊の本を通して作家と読者は一対一の対話をしているのだ」 それにしても、二章の娘といい三章の叔母といい、魅力的な女性が多い小説である(四章の妻もすごくいいキャラ)。 5章以降 色々とつながる。読後の満足度高い1冊だった。普段読まない分野だったが、今風の恋愛小説として多分楽しめるはず。 ラストにはちょっとした伏線回収もあり。

元の読書記録を見る
手を貸してエダ!さん

読み終わったあとに、私はアリスに会いたいなと思いました

元の読書記録を見る

あなたの感想も、読書仲間へ

ブックミーで読んだ本を記録して、感想を共有できます。

ブックミーアプリをダウンロード