のーんパワー
パワー

パワー

ナオミ・オルダーマン/安原 和見

河出書房新社

2018年10月26日頃

概要

ある日を境に、女たちが、手から強力な電流を発する力を得る。最年少かつ、最強の力を持つ14歳の少女ロクシーは母を殺された復讐を誓い、市長マーゴットは政界進出を狙い、里親に虐待されていたアリーは「声」に導かれ、修道院に潜伏する。そして、世界中で女性たちの反逆がはじまったー。オバマ前大統領のブックリストや、エマ・ワトソンのフェミニストブッククラブの推薦図書となった男女逆転ディストピア・エンタテインメントがついに邦訳!

ステータス

読んだ

メモ

全ての女性にラムちゃんの電撃アタック能力が備わったら男女の権力関係が逆転した…という『大奥』のバイオレンス版…らしいけど、オモシロそうな香りがプンプンするよ。

のーんさんの感想・評価

マフィアの娘だったり、胡散臭い新興宗教の教祖だったり、メインキャラクターの性質上、どうしてもバイオレンスな物語になってしまう。 女性支配の権利社会になっても、人間の暴力性がある限り根本は何も変わらない。 ラストの手紙のやりとりにある 「男性の支配する世界の方がやさしく、穏やかで、愛情に満ち、本質的に慈しみ深い世界だろうと感じます」 は皮肉を通り越して、もはやイヤミですね。

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