マフィアの娘だったり、胡散臭い新興宗教の教祖だったり、メインキャラクターの性質上、どうしてもバイオレンスな物語になってしまう。 女性支配の権利社会になっても、人間の暴力性がある限り根本は何も変わらない。 ラストの手紙のやりとりにある 「男性の支配する世界の方がやさしく、穏やかで、愛情に満ち、本質的に慈しみ深い世界だろうと感じます」 は皮肉を通り越して、もはやイヤミですね。
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ナオミ・オルダーマン/安原 和見
河出書房新社
ISBN: 9784309207551
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