じゅりんこあの胸が岬のように遠かった
あの胸が岬のように遠かった

あの胸が岬のように遠かった

永田 和宏

新潮社

2022年03月24日頃

概要

熱く、性急で、誠実ゆえに傷つけあったーー。「知らぬまま逝つてしまつた きみを捨て死なうとしたこと死にそこねたこと」「わたくしはあなたにふさはしかつたのか そのために書き、書き継ぎてなほ」--。妻が遺した日記と手紙300通を見つけた夫が初めて明かす、若き日の出会いと命がけの愛の物語。

ステータス

読んだ

じゅりんこさんの感想・評価

2026年1月2日読了。 歌人の青春期。よくもまあこれだけ青い時代を題材として公表し、直視し、作品にできたものだと思う。 私自身はこんなにも自分の感情、社会、恋、現実に近くないから、近い2人の心の動きを疑似体験した。 これはこの時代の人、特有なの? それとも、芸術家の特性? 私が1メートルぐらいの距離を持って眺めている世界を1ミリくらいの接眼で見ている感じ。 青くて若くて恥ずかしいのを直視できるのは歌人だから? しかし飽きずに面白く読んだ。 2026年最初の読書。

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