歌に私は泣くだらう
永田 和宏
新潮社
2014年12月24日頃
概要
その時、夫は妻を抱きしめるしかなかったーー歌人永田和宏の妻であり、戦後を代表する女流歌人・河野裕子が、突然、乳がんの宣告を受けた。闘病生活を家族で支え合い、拐復に向いつつも、妻は過剰な服薬のため精神的にも不安定になってゆく。凄絶な日々に懊悩し葛藤する夫。そして、がんの再発……。発病から最期の日まで、限りある命と向き合いながら歌を詠み続けた夫婦の愛の物語。
ステータス
読んだ
じゅりんこさんの感想・評価
私にはロマンチックでウエットすぎるが、どうにも惹きつけられてしまうこの夫婦の愛。闘病記というより夫婦の物語だった。子供達も巻き込む濃い家族。なんか濃すぎる。 そして、死ぬ寸前まで一首でも多くの歌を残したいという歌人としての生き様がすごい。腹から湧き出るようなそんな情熱、私にはない。よくも悪くも濃いし執着が強いなと思った。だから表現者たりうるんだろう。
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