売春島 「最後の桃源郷」渡鹿野島ルポ
高木 瑞穂
彩図社
2019年12月13日頃
概要
【ベストセラーノンフィクションの文庫化】 文庫化に際して、渡鹿野島を凋落に導いた重要人物「Y藤」の消息を追記。渡鹿野島の歴史のすべてが明らかになる! “売春島”。三重県志摩市東部の入り組んだ的矢湾に浮かぶ、人口わずか200人ほどの離島、周囲約7キロの小さな渡鹿野島を、人はそう呼ぶ。島内のあちこちに置屋が立ち並び、島民全ての生活が売春で成り立っているとされる、現代ニッポンの桃源郷だ。 この島にはまことしやかに囁かれるさまざまな噂がある。 「警察や取材者を遠ざけるため客は、みな監視されている」「写真を取ることも許されない」「島から泳いで逃げようとした売春婦がいる」「内偵調査に訪れた警察官が、懐柔されて置屋のマスターになった」「売春の実態を調べていた女性ライターが失踪した」…… しかし、時代の流れに取り残されたこの島は現在疲弊し、凋落の一途を辿っている。 本書ではルポライターの著者が、島の歴史から売春産業の成り立ち、隆盛、そして衰退までを執念の取材によって解き明かしていく。伝説の売春島はどのようにして生まれ、どのような歴史を歩んできたのか? 人身売買ブローカー、置屋経営者、売春婦、行政関係者などの当事者から伝説の真実が明かされる!
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naoさんの感想・評価
タイトル買いして、いざ読んだら、いや、小説ちゃうんかい!ルポタージュでした。 実際にあった、いや、むしろまだ存在している、三重県にある売春島。その島に連れてこられた女は、春を売るためだけに生きる。絶望しても海に囲われ逃げることもできない。 こんな島が実際にあるなんて知らなかった。 靴がすり減るほどの聞き込みや、膨大な資料を読み込んで書かれたであろう、事実の厚みに感心させられた。 ただ小説と思い込んで(これは私が悪い)買ったので、少し期待はずれで星は2つ。
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