熊撃ち
吉村 昭
文藝春秋
1993年09月10日頃
概要
北海道の大自然を舞台に、獰猛で巨大なヒグマと猟師の息づまる対決を、実際の事件に材をとって描いた迫真の短篇集。「朝次郎」「安彦」「与三吉」「菊次郎」「耕平」他二篇。(川合多喜夫)
ステータス
読んだ
naoさんの感想・評価
私の好きな小説「羆嵐」の前作品であるらしい。なんとも感慨深い。 熊に恐怖し、熊の恵みに生かされてきた村人たちと、無口な猟師達の姿が誇張することなく美談にすることもなく厚い言葉で書き上げられている。 近年増えている熊による被害。 不謹慎だが今読むべき小説なのかもしれない。そこで暮らす方々の日々の恐怖と心労を幾ばくか感じられればと思う。
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