私の好きな小説「羆嵐」の前作品であるらしい。なんとも感慨深い。 熊に恐怖し、熊の恵みに生かされてきた村人たちと、無口な猟師達の姿が誇張することなく美談にすることもなく厚い言葉で書き上げられている。 近年増えている熊による被害。 不謹慎だが今読むべき小説なのかもしれない。そこで暮らす方々の日々の恐怖と心労を幾ばくか感じられればと思う。
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吉村 昭
文藝春秋
ISBN: 9784167169268
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