52ヘルツのクジラたち
町田そのこ
中央公論新社
2023年05月25日
概要
2021年本屋大賞第1位。待望の文庫化。 52ヘルツのクジラとは、他のクジラが聞き取れない高い周波数で鳴く世界で一匹だけのクジラ。何も届かない、何も届けられない。そ のためこの世で一番孤独だと言われている。 自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれる少年。孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会い、新たな魂の物語が生まれるーー。 〈解説〉内田剛
ステータス
読んだ
naoさんの感想・評価
孤独。辛い。死にたい。そんな声がちゃんと誰かに届いて、みんなに救いの手が差し伸べられる。物語全体が優しく、言葉1つ1つに体温を感じた。 これから頑張ろうとする若者の、希望に満ちた決意が眩しい締めくくり。 久しぶりにハッピーエンドを読んだ気がする。
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