nao日本アパッチ族
日本アパッチ族

日本アパッチ族

小松 左京

KADOKAWA

2021年09月18日

概要

会社の上司の鼻をひっぱったために懲戒免職。さらに三か月以内に就職しなかったとして、失業罪で逮捕、追放の判決を受けた木田福一。 砲兵工廠跡地に追放された彼は、餓死寸前で野犬に食われそうになっていたところを、アパッチ族に助けられた。 赤銅色の肌を持ち、鉄を主食としているアパッチ族。木田は、彼らの一員となり、謎に包まれた生体と生き様について、記録していく。 初の長編にして最高傑作の呼び声高い記念碑的作品! 【目 次】 まえがき 第一章 追 放 第二章 アパッチ族の中で 第三章 衝 突 第四章 アパッチ脱出す 第五章 アパッチ、進出す 第六章 政府乗り出す 第七章 動乱への序曲 第八章 大アパッチ戦争 エピローグ 解 説 小松実盛

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彼らは一日数百キロの鉄を食べ、 純度の高い硫酸を飲み語り合う。 時代は昭和初期、 失業罪で要塞に閉じ込められた男が、 飢えに飢え、落ちている鉄屑を口にする。 そして、鉄食人種=アパッチとなる。 同時多発的に増えるアパッチを 封じ込めようとする政府。 戦車を投じるも、鉄は彼らの大好物。 強靭な身体で戦車を食い漁る。 日本国の弱部を浮き彫りにしていく 風刺もありつつ、アパッチ族の楽観的な雰囲気が心地よい。 あとがきの、物語誕生エピソードも素敵。

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