彼らは一日数百キロの鉄を食べ、 純度の高い硫酸を飲み語り合う。 時代は昭和初期、 失業罪で要塞に閉じ込められた男が、 飢えに飢え、落ちている鉄屑を口にする。 そして、鉄食人種=アパッチとなる。 同時多発的に増えるアパッチを 封じ込めようとする政府。 戦車を投じるも、鉄は彼らの大好物。 強靭な身体で戦車を食い漁る。 日本国の弱部を浮き彫りにしていく 風刺もありつつ、アパッチ族の楽観的な雰囲気が心地よい。 あとがきの、物語誕生エピソードも素敵。
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小松 左京
KADOKAWA
ISBN: 9784041119433
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