緑茶認知症の私が、今を楽しく生きる理由(わけ)
認知症の私が、今を楽しく生きる理由(わけ)

認知症の私が、今を楽しく生きる理由(わけ)

丹野智文

中央法規出版

2025年06月13日頃

概要

★★NHK「BSスペシャル」著者出演で大反響!!★★ ★認知症の当事者による、当事者のための本★ 65歳以上では約5人に1人が認知症を発症するといわれるなか、根本的な治療法は確立されていません。 認知症や軽度認知症の診断を受けた人、その家族や支援者にとって、「いかに症状を進行させずに過ごせるか」、または「症状が進行しても、どうやって今の生活を継続するか」は大きな関心事です。 著者の丹野智文さんは、認知症と診断されて12年経った今、進行を自覚しつつも仕事を続け、全国を飛び回って認知症の啓発活動に取り組んでいます。そして日々を楽しんでいます。 なぜ丹野さんはこんなに元気に過ごせているのでしょう? 本書は、その理由と工夫を伝えます。 丹野さん自身の経験と言葉に、認知症当事者が勇気づけられたり、症状や進行の不安を軽減したりするヒントがたくさんつまっています。「当事者による当事者のための1冊」です! ◎家族や支援者にも役立つ◎ 丹野さんがこれまで出会った当事者や家族のエピソード、自身の経験から「認知症の当事者は、実際どんなことに困っているか」「どうしたら困らなくなるのか」などが具体的にわかります。 また、「実はこんなことで当事者の『できること』が奪われているのでは?」という気付きを読者に投げかけてくれます。当事者の家族や、これからの介護や支援の仕事の参考にもしていただける1冊です。 ◎ピアサポートの実際がわかる◎ 当事者として、不安をもった認知症の人にピアサポートを長年行ってきた丹野さんによる「ピアサポートの実際」が、誌上体験できます。これからピアサポートを受けてみたい、やってみたいと思っている当事者や、ピアサポートに関心がある支援者にも有用です。 【主な目次】 Part1 当事者自身が諦めないでほしい7つのこと   1今までの生活を続ける 2症状を受け入れて工夫する 3自分で考えて決める    4努力する 5たくさんの人、仲間と助け合う 6一歩を踏み出す勇気    7楽しむこと Part2 認知症の不安を補う工夫   工夫するためのコツ/手帳だけでなく、何でも書ける1日1ページノートを使う   自分専用のカレンダー/ヘルプカード/迷ったときの工夫 ほか Part3 家族や専門職の人に伝えたいこと    1先回りしないでください 2心配と優しさの方向を、間違えないでください   3当事者の力を信じてください 4「介護していること」や「支援していること」に依存しないでください   5「自分が認知症になったときにそれをやってほしいか」を常に考えてください    6当事者が前向きになると家族も楽になります Part4 ピアサポートの力    1ピアサポートの実際 2ピアサポートで心掛けていること 誌上体験 丹野さんの診断後支援のなかのピアサポート

ステータス

読んだ

緑茶さんの感想・評価

認知症カフェは社会と繋がりを持てる画期的な場所だと考えていたけれど、それだけでなくオレンジドアでは、より新たな挑戦を支援していることがすごいと思った。 無意識に、認知症の人は支援者が同伴しないと外出できない、認知症カフェという予め段取りが決められたプログラムにしか参加できないと偏見を持っていたのだと思う。 そうではなく、働いたり、講演会で話をしたり、旅行をしたり、遊びに行ったりと、好きなことを当たり前に楽しめることが普通になれば、間違った認識が緩和されるのかなと感じた。 一方で筆者は若年性認知症だったけれど、老年期の認知症ではまた問題があると思っている。独居、体力低下、生きる楽しみの喪失、入院…と認知症が進みやすい条件が揃っているからだ。その部分ではまだ課題を感じた。

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