はーばーらいと
吉本ばなな
晶文社
2023年06月26日
概要
彼女を好きだったのかもしれない、と本気で思った。でも、彼女はもうこの町にいない。信仰と自由、初恋と友情、訣別と回復。淡々と歌うように生きるさまが誰かを救う、完全書き下ろし小説。
ステータス
読んだ
カニカマさんの感想・評価
「私、今まで自分をなんていうところに置いてたんだろう。親さえも姿はいても中身はいない場所に。」 宗教2世になり教団のコミューンに引っ越すことになってしまったひばりと、人を助けようとして死んでしまった父親を持つ主人公・つばさの話。 と書きつつ、つばさの母親がすごい、という感想に。ここまできっぱりと、気持ちよく人を支えられる人ってなかなかいない。 ひばりは、つばさが今ここにあるコミュニケーションを誤魔化さないから、つばさを信じられたのだと思う。
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