デュシャンは語る
マルセル・デュシャン/ピエール・カバンヌ
筑摩書房
1999年05月
概要
論理的な説明をこえ、自由で知的な作品を展開し続けたマルセル・デュシャン。革新的な作品の数々はもちろん、その思想や問題提起に触発され豊かな実りを生んだ芸術家はジョン・ケージら数知れない。「幸運にめぐまれました」にはじまり、「私は幸せです」に終わるこのインタヴューは、希代の芸術家の生き方と感情、創造に向かって生きた言葉で開かれている。なぜ作品制作を放棄したのか、ガラスを使うというアイデアはどこから生まれたのか、もっとも親しかった友人は…。複雑で簡明、常識的で崇高、不思議と明るく、あっけらかんとした生の展開を通して、ある高度な精神的態度が力強く貫かれていく軌跡。
ステータス
読んだ
メモ
2024.10
なつめさんの感想・評価
授業でデュシャンに触れているので読んだ。現代アートの祖の晩年のインタビューの本。 すべてはトートロジーだ、っていう言葉が一番ハッとさせられた。 理知的で面白い芸術家だな〜。どちらかというと発明家なのかも。彼が現代アートというその他のジャンルを生み出したようなものだから。 生き方そのものが一つの芸術作品になってる。現代アートはいたずらのようにはじまった反発、批評だったようだ。
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