オレンジ・ランプ
山国 秀幸
幻冬舎
2023年04月06日
概要
ある日、僕は認知症と診断された。 まだ、39歳だったーー。 実話をもとに描く、夫婦の9年間の軌跡。 僕は39歳で若年性アルツハイマー型認知と診断された。 車の営業として働き盛りだった僕はその事実を受け入れられない。 だが、ある日、顧客の顔を忘れ、会議を忘れ、とうとう自宅への帰り道も忘れてしまった。 いつか大切な家族のことも忘れてしまうのだろうか。 「人生、もう終わり」。 そう思っていたが……。 実在の人物をモデルにした感動の物語。
ステータス
読んだ
ぴろさんの感想・評価
認知症になって初めて気づく社会の認知症への捉え方と実情の乖離に悩まされる様を、認知症になった本人、またその妻の二人の視点から描かれている。認知症患者は自分の見ている世界こそが全てで、現実との間で広がるギャップに気づけないことが難しい問題の一つだと思った。どんな障壁も周囲の支えによって乗り越えられるという積極的なマインドを読むことで気付かされた。
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