迷子手帳
穂村 弘
講談社
2024年05月23日頃
概要
いつまでも迷子であり続ける人のための手帳です。これ一冊あれば、貴方もきっと迷子になれる。 「いつもインコを肩にのせている神秘的な少年」になろう、と考えたのだ。ぎゃー。何なんだ、それ。よせ。やめろ。でも、夢見る私はもう止まらない。ピーコちゃんを肩にのせて、おそるおそる玄関のドアを開けてみた。(本書より) 「北海道新聞」好評連載ほか、人気歌人の最新エッセイ全57篇。
ステータス
読んだ
たけさんの感想・評価
歌人・穂村弘さんのエッセイ本。 穂村さんの本は歌集だけを読んできたけど、エッセイを読んで更に好きになった。他のエッセイも読んでみようと思う。 短歌は、究極に圧縮された文学だと思う。 このエッセイは短歌と文学のあいなかを泳いでいて、短歌を解凍するように読み進めていくことができる。 (短歌を解凍する、というのは穂村さんの表現) 短歌と日常とのあいなかをふわふわと進む足取りはまるで迷子みたい。どこにも行きつかなくても、今まさに迷子であることの楽しみがこの本の中にある。
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