恋歌
朝井 まかて
講談社
2015年10月15日頃
概要
樋口一葉の師・中島歌子は、知られざる過去を抱えていた。幕末の江戸で商家の娘として育った歌子は、一途な恋を成就させ水戸の藩士に嫁ぐ。しかし、夫は尊王攘夷の急先鋒・天狗党の志士。やがて内乱が勃発すると、歌子ら妻子も逆賊として投獄される。幕末から明治へと駆け抜けた歌人を描く直木賞受賞作。 序 章 第一章 雪桃 第二章 道芝 第三章 星合 第四章 草雲雀 第五章 青鞜 第六章 八雲 終 章
ステータス
読んだ
たけさんの感想・評価
『眩』で惚れてしまった朝井まかてさんの作品のうち、一番好評なようだったので読むことにした。 明治の歌人、中島歌子の一生。 水戸藩士の妻として幕末を生きた彼女が歌人となるまでの道筋を、流れるような文体で編んである。 和歌を風流としてではなく、自らの全てを託した三十一文字として作品に編み込んであることが途方もなく素晴らしい表現だと思えた。 時に美しく情景を描き、時にみずみずしく人々の心の趣を描く朝井まかてさんが、改めて好きだ。休日を使って一気に読み終わってしまった。
この本を読んだ人の感想
ショップ
いいね!
あなたの感想も、読書仲間へ
ブックミーで読んだ本を記録して、感想を共有できます。