陽だまりの彼女
越谷 オサム
新潮社
2011年06月
概要
幼馴染みと十年ぶりに再会した俺。かつて「学年有数のバカ」と呼ばれ冴えないイジメられっ子だった彼女は、モテ系の出来る女へと驚異の大変身を遂げていた。でも彼女、俺には計り知れない過去を抱えているようでーその秘密を知ったとき、恋は前代未聞のハッピーエンドへと走りはじめる!誰かを好きになる素敵な瞬間と、同じくらいの切なさもすべてつまった完全無欠の恋愛小説。
ステータス
読んだ
gamemakerKさんの感想・評価
あんまり小説は読まなくなっていた中、本屋のPopと表紙のイラストに魅かれて思わず購入してしまった本だった。冒頭からしばらく続くバカップルぶりに「こいつらめぇ」と思いながら読み進め、そんでもって徐々に暗転していき、どすんと底に落っこちて「うわこれどうすんのコースケくん」と思いつつラストはやっぱり感動してしまう。読ませる作者だねえ。 ・・・この本何度か読み返しているんだけど、ヒロインの真緒は、読んでいるときに一番気にいっている女性タレント(だったり身近な女性だったり・・)を思い浮かべてしまう。映画だと上野樹里が演じていたんだよなあ。他にいなかったのかよとも思ったが、そもそも映画のストーリーが原作から結構離れていたのでまあいいかということにした。しかし、秋に出会って次の春に結婚してとか、婚姻届け出した後の真緒のセリフとか、俺の結婚の時と一緒だ。それもまた、この本の読後感にブーストをかける理由だったりする。自分に関してはこういう悲劇的な終わり方にならんでほしいなとつくづく思いながらいつも本を閉じるのだ。
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