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手紙

手紙

東野 圭吾

文藝春秋

2006年10月

概要

弟の直貴を大学へ行かせたい。そのための金を手に入れようと強盗に入り、人を殺した兄・剛志。 服役中の剛志から、直貴のもとへ月に一度、手紙が届く。刑務所での暮らしや、弟の身を案じる言葉が綴られている。 だが、兄の犯した罪によって、直貴の人生は一変していた。 大学進学をあきらめ、働き始めた直貴。音楽に打ち込み、仲間ができ、好きな女性もできる。今度こそ普通に生きたい。そう願って新しい一歩を踏み出しても、兄が強盗殺人犯だと知られた途端、周囲の態度が変わってしまう。 人を殺したのは兄だ。自分ではない。 それなのに、なぜ自分までーー。 やがて直貴は、兄からの手紙を読むことさえ疎ましくなっていく。 自分を大学へ行かせようとして罪を犯した兄。いまも変わらず、自分を思い続けている兄。その気持ちはわかっている。それでも直貴は、自分の人生を守るために、たった一人の兄との縁を切ろうとする。 あなたなら、この兄を捨てられるだろうか? 文庫275万部突破。東野圭吾の全文庫作品中、最大部数を誇るロングセラー。 山田孝之主演で映画化、亀梨和也主演でテレビドラマ化。舞台・ミュージカルでも上演を重ねる。 2025年「東野圭吾 104冊・1億部 全国民投票」第3位。 世代を超えて読み継がれる、東野圭吾の代表作。 手紙 解説・井上夢人

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