2025/09 平等な世の中などないのかもしれない。知らない間の差別を自分も与えているのだと思う。
元の読書記録を見る手紙の感想・レビュー
東野 圭吾
文藝春秋
ISBN: 9784167110116
読者の感想・読書記録
ブックミーに投稿された公開の読書記録です。感想はそれぞれの読者の意見です。
ある犯罪の、加害者家族目線の話。簡単に縁を、血のつながりを断つことができたらどれほど生きやすいだろうか?普段、普通に生活していて考えなくて良いようなことを、自分ごとのように没入して考えさせられるような怖い話だった。普段考えなくていい?家族が1人でもいれば、誰の身にも起こりうる話。読後1週間経過してようやくここに記そうと思った...先に光が見えない怖さを痛いほど味わった。没入して、主人公と一緒に地獄を見ている心持ち、というのが率直な感想です。
元の読書記録を見るきっと私はこの話を経験することは無いと願う。 しかし、読むことで擬似的に経験ができる。 小説の醍醐味だと思います。 この本を読むと、読書がどれだけの経験と知識を与えてくれるのものであり、大切なのかを理解するはずです😊 是非、読んでみてね☺️
元の読書記録を見るその視点から犯罪を見たことがなかった。 教科書に載せて欲しい。
元の読書記録を見るとても考えさせられる本だった。 正直、この本を読む前は加害者家族に対して可哀想だとかそのような気持ちを抱いたことはなかったし、人生がどのようなものになるかについて深く考えることもなかった。 多分、意図的に避けたり非難することはなくとも、登場する人物のように無意識にレッテルを貼ってしまっていたのも事実かもしれない。 そんな自分の視野の狭さを愚かに思うと同時に、やはり自分の大切な人の周りにそのような人がいるとわかった時に手放しで見過ごせるかと言われると、はいとは言えない。 結局何が不安なのか聞かれるとはっきり答えられないが、漠然とした不安と共に不安要素は避けたいというのが本音になってしまう。 きっと答えはでない気がする。自分がまだ未熟なだけなのか…?
元の読書記録を見る何かする、そのあとに起こる影響を考えさせる内容だった。カッとなって暴力を振るった、誰かを傷つけた。それはもう取り返しのつかない事であり、自分だけではなく、周りの人にまで長く影響する。皆、一度は読むべき本であると思った。もう読むのは4度目になるが、学ぶべき事が多い素晴らしい話だと思う
元の読書記録を見る大学の勉強などで1ヶ月半かかったが無事に読了(笑) 【殺人犯の弟】としてレッテルを貼られ、弟・直貴は何も悪くないのに世間からはものすごく【差別】を受けることに。この小説は、そんな【差別】について深く問われる一冊だった(。ŏ﹏ŏ) 東野圭吾さんの本って、滅茶苦茶深すぎる(。・_・。)友人からオススメされた【白夜行】も大学の試験が終わってからじっくり読もうと思います
元の読書記録を見る手紙って本来幸せなもののはずなのに受け取ることでまた送ることで深くなる悲しみ。兄のことを考え拒めない弟と、弟のことを思う兄。最後に弟の決心がお互いの心を軽くしたと思う。 涙が止まらなくなる作品でした。
元の読書記録を見る最後兄の気持ちを考えると泣けて、泣けて😣
元の読書記録を見る直貴は、けっこう苦労したと思う。小さい頃に父親が事故死、直貴たちを大学に行かせようとした母親は、無理が祟って過労死。なんとか直貴を大学に行かせようとした兄・剛志は、腰を痛めた末、学費確保のために、老婦人の自宅に忍び込み、多額の金を盗んだ末に、発見を免れるために、老婦人を殺害し、刑務所に投獄されてしまう。なんとか、就職しようとしたが、兄の事件が分かると、待遇が悪くなる。加害者家族になってしまった直貴の苦悩が、分かる気がする。
元の読書記録を見る私は常時、3~4冊を併読しているタイプだが、本書を手にした時、脳の切り替えができず、久ぶりにこの一冊だけを読み切った。 弟のために人を殺した兄、兄の呪縛に苦しめられる弟。許されてもいい殺人があるかもしれない、恩を仇で返しても許してほしいと思いながら読んだ。人間臭くて純粋な兄弟愛。
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