いとしいたべもの
森下 典子
文藝春秋
2014年05月09日頃
概要
23品のおいしい記憶をお届けします ひと口食べた瞬間、心の片隅に眠っていた記憶が目を覚ますーーそんないとしい食べ物をほのぼのイラストと共に心ゆくまで召し上がれ。
ステータス
読んだ
Ayumiさんの感想・評価
幼少期からの食べ物の思い出が、素敵なイラストと共に綴られたあったかいエッセイ。 昭和の食べ物のオンパレードで、懐かしい気持ちが溢れる。正直なところ、目から鱗的な食レポ表現があるとか、語彙力がずば抜けてすごいとかっていう類ではなく、とても素朴に、そして素直に、食べ物との思い出が綴られていて、それがものすごくあったかい。妙にカッコつけた文章よりも、スルスルと心に響く。 やめられずこっそり食べたカステラ、恋焦がれたメロンパン。著者の思い出が自分のもののように愛しくなる。 現にわたしはこれを読んでサッポロ一番みそラーメンを生まれて初めて買ったし、突然羊羹が食べたくなって取り寄せた。
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