Ayumi星を掬う
星を掬う

星を掬う

町田そのこ

中央公論新社

2024年09月19日頃

概要

手に掬い取れるものが、星のようにうつくしく輝きを放つものであればいい。 そのひとつに、わたしとの記憶もあったら、嬉しいな。 千鶴が夫から逃げるために向かった「さざめきハイツ」には、かつて自分を捨てた母・聖子がいた。他の同居人は、家事を完璧に担う彩子と、聖子を理想の「母」と呼び慕う恵真。 「普通」の家族関係を築けなかった者たちの奇妙な共同生活は、途中、うまくいきかけたものの、聖子の病で終わりを告げーー。 すれ違う母と娘の感動長篇。 〈解説〉夏目浩光

ステータス

読んだ

Ayumiさんの感想・評価

幼少期に母親に「捨てられた」主人公千鶴が20年ぶりに再会した母は、若年性痴呆症を患っていた。 親から受けた傷が、その人の人生に影響をもたらすことは大いにある。でもその人の人生の不幸そのものは、果たして親の責任なのか。 痴呆症やDVの描写がリアルで苦しい。

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