神さまのビオトープ
凪良 ゆう
講談社
2017年04月20日頃
概要
うる波は、事故死した夫「鹿野くん」の幽霊と一緒に暮らしている。彼の存在は秘密にしていたが、大学の後輩で恋人どうしの佐々と千花に知られてしまう。うる波が事実を打ち明けて程なく佐々は不審な死を遂げる。遺された千花が秘匿するある事情とは?機械の親友を持つ少年、小さな子どもを一途に愛する青年など、密やかな愛情がこぼれ落ちる瞬間をとらえた四編の救済の物語。
ステータス
読んだ
みしぇるさんの感想・評価
凪良ゆうさんにドハマリ。本は図書館派だけど、つい買ってしまった。 大好きな旦那さん(鹿野くん)が亡くなってしまったけど、幽霊として戻ってきてくれて、幽霊の鹿野くんと一緒に暮らしている主人公うる波ちゃん。身内にお見合いすすめられたり、回りから精神病を心配されながらも、これが私達の幸せの形だ と鹿野くんとの暮らしを大切にしている。 ネタバレ注意。 4パターンの愛の形の話が出てきて、それぞれ面白かった。最初の千花ちゃんは怖かった。あんな風に必死に迫ってくる人がいたら恐いだろう。次の秋春は切なかった。その次の金沢くんの話は流浪の月を思い出した。ので、うる波ちゃんみたいに 金沢くんを気持ち悪いとは思わなかったなぁ。文の素敵さが、まだ記憶に鮮明だったから。最後の安曇くんが一番好きだった。かっこいい。鹿野くんの存在をすんなり受け入れてくれたのも素敵。 幸せの形はいろいろ。愛の形は人それぞれ。自分の思う枠に当てはまらないからってお節介したりしないように、気をつけよう。
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