かなへい雨が降ったら
雨が降ったら

雨が降ったら

寺地 はるな

ポプラ社

2026年05月26日頃

概要

子どものころ想像していた大人にはなれなかった。 でも想定外の人生は、 連続ドラマの続きを待つようでわくわくするーー。 「これから先」の人生が楽しみになる、著者の最高傑作! 夫の浮気で離婚し、古いアパートで独り暮らしをする初佳、48歳。 子どもたちは独立し、収入は決して高くない。 将来に不安がないわけではないが、 自分が選んだものだけに囲まれた生活は思いのほか幸福だ。 ある日雨に降られて入った『わかば洋傘店』で、 60代すぎと思しきパンクな恰好の女性店主に、 「雨が降ったら傘をさせ」という言葉と 店名が大きく入った傘を貸してもらいーー。 恋人と別れて以来、ひとりでUSJに行くことを満喫している杏子。 むかしから「誰か」のではなく自分名義の家がほしかったみつほ。 育児と家事とパートに忙殺され、 「ちゃんと幸せなはずなのに」と葛藤する苑美。 最愛の母を亡くし、心の置きどころのない美禰子。 さまざまな境遇の40代女性たちの「これから」を痛快に描き出す連作短編集。

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読んだ

かなへいさんの感想・評価

雨は好きではないけれど、お気に入りの雨傘と雨靴があれば違うのかもしれない。 『雨が降ったら、傘をさせ』 社会人になってから、泣きはしないけど悔しいことや、言葉にできないモヤモヤに出会った時、自己防衛のために気分が最底辺まで落ちないように気をつけるようになった。 けど、もしかしたら、最底辺まで落ちたとしても、傘をさして雨が止むのを待つ選択肢を持てる方が強いのかもしれない。

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