君の不在の夜を歩く
窪 美澄
新潮社
2026年03月25日頃
概要
記憶してください。私は、私たちは、こういうふうに生きてきたのですーー。高校時代の同級生五人ーー三十代後半になった彼らの人生は、一人の自死をきっかけにして、さまざまな挫折や変貌や再出発を強いられていく。宗教二世、小説家、主婦等々、五人それぞれの生きることの迷いと歓びと傷、そして再生への切なる希望を深い声で語り、無常観の果てにある祈りの旋律が鳴り響く著者真骨頂の感動作!
ステータス
読んだ
かなへいさんの感想・評価
窪さんの本は、登場人物が皆暗い部分を抱えているし、話自体も明るくないのに読むのをやめられなくなる。 今回の話もまさにそうだった。 残された側と、残した側(置いて行った側)。 残された側のその後については苦しくなる描写が多かったけど、亡くなった人の事を想い続け、考え続け、後悔し続けるのは強くないとできないことな気がした。 そして、もし私がその状況になったらどうなってしまうのだろうと怖くなった。 自死に限らず、大切な人を失うのは悲しいことだけど、私の周りに自死をした人がいないのはとても幸運で恵まれているのだと思う。
この本を読んだ人の感想
ショップ
いいね!
あなたの感想も、読書仲間へ
ブックミーで読んだ本を記録して、感想を共有できます。