窪さんの本は、登場人物が皆暗い部分を抱えているし、話自体も明るくないのに読むのをやめられなくなる。 今回の話もまさにそうだった。 残された側と、残した側(置いて行った側)。 残された側のその後については苦しくなる描写が多かったけど、亡くなった人の事を想い続け、考え続け、後悔し続けるのは強くないとできないことな気がした。 そして、もし私がその状況になったらどうなってしまうのだろうと怖くなった。 自死に限らず、大切な人を失うのは悲しいことだけど、私の周りに自死をした人がいないのはとても幸運で恵まれているのだと思う。
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窪 美澄
新潮社
ISBN: 9784103259275
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